僕の青春はなんだったろう

ただただひたすらに
気を紛らわしてきた記憶しかない

もっともっと
楽しみたかったな
喜びたかったな
活きたかったな
恋とかしたかったな

もうなにもかも流れさってしまった

逝ってしまったあの子
男っぽいから、と自分で自嘲気味に笑う顔
今思えばとても可愛かった

あぁ

今日も今日とて月が輝く

死にたい死にたい言ってるのは
生きたいことの裏返し

もの凄く「生きたい」から
上手く「生きれない」ことにイヤになって
死にたがる

本当は

本当に生きたいんだ

本当は誰もが

成功者の歩んだ道が正しいと必ずしも言えるのか

死を望むものを説得することが正しいと言えるのか

信ずる神のため殺しあう事が美しいと言えるのか

僕は何もわからない
何が正しいのか、偽善なのか
悪なのか、正義なのか

でも自分で歩いた道だけは証明ができる

きっとこれからもそう

成功者のようにはいかないかもしれない

死のノゾミに負けるかもしれない

みんなの信ずる神を最期まで分らないかもしれない


こうして生きていく、それが僕の思う道

狭間の人間。

自分はそうなんだと確信。
世界を去るのが得策。居てはいけないのだから。

月を見てるといつも思う
月を見てると死にたくなる

あっちが本当の居るべき場所なんじゃないかって
太陽はそりゃ美しいけれどまぶしすぎる
月は静かな抱擁で迎えてくれる

体を動かしてる時すらこんな事を考えてる自分って
本当にこの世界に居ちゃいけないのかな

ただいま　　　　



って。

心からの声で言える場所が欲しい



おかえり


って。

心からの声で言ってくれる人が居てほしい

人間の感情って不思議

つい24時間前までは死んだら楽になれる
とか考えてたのに

いまじゃあ
嫉妬の雨嵐

生への嫉妬
ｲｷﾙｻｲﾉｳを持った人々への嫉妬


この炎で火傷するかもしれないけど

いまはこれが僕の生きる努力

まだ生きている
ぼくは、はざまに居るんだ

生きるか死ぬかの境界

足場は平均台みたいなもの
ちょっと気を許すとおっこちちゃう

さっきまでぶら下がってた
でもなんとかよじ登った

風は強い
お先はまっくら

正に混沌

だからこそ

飛び込めカオスダイバー